以下の3枚のアルバムが一枚のCDに入っているという、オトクな盤。
しかもマイルスデイビスとアートブレイキーを一緒にしてしまうという雑な企画。いいんでしょうか、こんなんで。
Miles Davis / Ascenseur pour l'échafaud 死刑台のエレベーター
遠い昔、Jazzはマイルスデイビスというのがええ、しかも死刑台のエレベーターというのがええ、と聞いて買ったやつです。
実際のフィルムを見ながら即興で演奏したという、さすがマイルスな内容。
非常に緊張感のある演奏で、非常に良い。(などという解説は色々なところに載っているのでわざわざ書くまでもない)
しかし、どの曲も映画のシーンと同じ長さしかない。曲が始まって、のめり込んだ途端にフッと終わってしまう。次の曲が始まったと思ったら、またすぐ終わってしまう。ヘビの生殺しのような内容です。(こういう苦情を書いた解説を見た事がない)
Art Blakey's Jazz Messengers / Des Femmes Disparaissent 殺られる
Art Blakey's Jazz Messengers / les liaisons dangereuses 危険な関係
アートブレイキーの方は、ちゃんとした長さの好演です。
このあたりのアルバムは、スタンダードなので何を書けばいいかわからん。