毎回、カバーではない独自の曲がちょっとだけ入っていたが、今回は多めに入っている。
4作品目ともなると、そろそろオリジナリティを出したいという事か。
そもそもダンス☆マンのカバーというのは、元ネタより少し「軽め」に仕上がっている。元ネタのGroove感がちょっと引っ込んでしまうのは悲しいが、現代に合わせて聴きやすくしているのか、ギャグ的アルバムなので重さを避けているのか、それともこれぐらいの感じがダンス☆マンの好みなのか、ずっと判断しかねていた。
で、このアルバムの曲で判明するかと思ったが、やっぱりよくわからんです。オリジナル曲もカバーと同様の雰囲気ですね。そりゃそうか。それがアルバムの統一感というものか。
ただ、FUNKのオイシイところは全部使っている感じがしますね。モーニング娘とかハッパ隊に提供した曲なんかは、「あー、この曲の元ネタはアレだな」とすぐわかっちゃいますが、それよりは凝っていると思います。
全曲オリジナルと言われる明日発売のアルバムに期待します。(うちに届くのは明後日)
という話はおいといて、YouTubeでこのアルバムの元ネタを漁ろう。
勝利V絶対つかもう!
原曲: Celebration / Kool & the Gang
これ、ライブの映像ですね。なかなかヨイ。途中でラップがはいるところを見ると、結構最近の映像なのかな。
だいたいですね、これが流行っていた時代なんて、日本のテレビでは外タレの動く映像なんて滅多に放送してませんでしたからね。ヨイ時代になったものですな。
先輩古い
原曲: Super Funk / Rick James
リックジェームスって、どれくらい売れたんだ? たしか「プリンスにマネされた」とか怒ってなかったか?
更にMCハマーにサンプリングされて、断然こっちの方がインパクトあるよな。
なんかちょっと可哀想である > リックジェームス
JAZZ SOUL FUNK
原曲: Have Some Fun / B.T. Express
この曲は明確に覚えているが、B.T. Expressという名前は知らなかったぞ。一発屋ですか?
実はわたくし、この曲はダンス☆マンのカバーの方が好きです。デュエットがなかなか良くて、切なくなります。いや、歌詞は相変わらずアホくさいですけどね。ダンス☆マンのCDがレコード店で見つからないという内容ですな。「Jazz Soul Funkにない」「ブラックでも見つからない」だそうです。実際はJ-POPの「タ行」だよね。
ゴメン言いづらい
原曲: A Woman Needs Love (Just Like You Do) / Ray Parker Jr. & Radio
いやー、レイパーカーJrは、やっぱりこういう曲がいいですね。ゴーストバスターズが出たときはびっくりしましたが。ヒューイルイスとそっくりだし。
ロックグループ
原曲: Let's Groove /Earth, Wind & Fire
はい、お約束のアースウィンド&ファイアーですね。
それにしても、アースウィンド&ファイアーの映像はどれもこれも、かっこわりーですね。観なきゃよかったと後悔します。ライオネルリッチーは顔がヤバいですが、この人たちは全身ヤバいですから。
Barの椅子
原曲: Venus / Shocking Blue
冒頭のギターからして、かっこいいわ。
VenusというとBananaramaのカバーの方が有名な気がする。
バナナラマの方は途中の「あーあーあー」というコーラスがないのが残念である。まあ、その方がPOPな仕上がりになるってことでしょうが。
ショッキングブルーといえば、ウチには「涙の鉄道員」というシングルが押し入れで眠っている筈だが、探すのが面倒。YouTubeにあった。
バスタオル舞うお風呂
原曲: Best of My Love / Emotions
エモーションズですよエモーションズ、モーリスホワイトの弟子。
ブギーワンダーランドでは、モーリスホワイトよりも目立っているエモーションズ。とてもヨイです。
なお、Best of My LoveはAswadのカバーなんてのもあって、これまたヨイのですが、YouTubeから引用出来ませんでした。残念。