Coba その1
高橋大輔選手がCobaの「eye」という曲を使っているらしい。という情報が入ったので、Cobaのネタでも書こうと思います。
手持ちのCDでも3枚のアルバムにこの曲が入っており、それぞれアレンジが違います。私の予想では、「僕のエレキュート」に入っている「eye royal」じゃないかと思います。
[追記]
去年放送された映像をみてみたら「Conscious Posi」に入ってる「eye」だった。
日本を代表するアコーディオン奏者、Coba。
テレビのBGMでアコーディオンを聴いたとしたら、それはまず間違いなくCobaである。
発表しているアルバムが異常に多い。cobaのオフィシャルサイトによれば、ベスト盤やリミックス盤を除いても27枚はありそうだ。全部は持ってないが、数えたら手元に15枚あった。
かつては小林靖宏という名前であり、Cobaは単なる愛称だと思っていたが、現在はCobaが正式名称になっている。この人のジャンルがよくわからん。テレビのBGMでは結構聴きやすい曲が多いが、これはBGM用にわざわざアレンジしているのだと思う。アルバムでは凝ったアレンジが多く、聴きやすいとはいえない。電子楽器や打ち込みも多用する。少なくともクラシックとはいえないし、ましてやジャズではない。あえて分類するなら「ハウス系」かもしれない。iTunesを調べると、「POP」とか「New Age」のようだ。
以前ショップで、「小林靖宏はどこですか?」と聞いたらピンとこなかったらしく、データベースを調べ始めたので「Coba」と言い直したところ、「Cobaならこちらです」と、J-POPのコーナーに連れて行かれた。
しかし、Cobaが見当たらない。もう一度調べなおしてもらったところ、クラシックのコーナーのイージーリスニングに分類されていた。ショップでも分類に困っているようだが、イージーリスニングと呼べるほど、簡単に聴ける内容ではない。
手持ちの15枚を順番に聴いていくと、途中から劇的に音が変わったということはありません。色々実験して幅を広げてる感じがします。
デビューアルバム。1991年作品。
全体的にラテン系なのはCobaの看板ですが、色々と細かいネタが沢山あります。
1曲目の「SARA」からして、Cobaの特徴が炸裂。とってもスパニッシュな演奏ですが、よく聴くと日本的な節回しです。アクセントの付け方でしょうかね。これぞラテン演歌。Cobaの基本形だと思います。
6曲目の「DANZA LUNATICA」でハードロック風のギターが入り、9曲目の「カヴール通り 2:00am」では打ち込みを使ってます。デビューアルバムにして既に冒険が始まっているわけですな。
8曲目の「スペイン階段の誘惑」では、カトちゃんの妖艶なパフォーマンスで有名な「タブー」のフレーズらしきものが聴けます。なお、タブーについてのマメ知識は以前に書いたWikipediaのページをどうぞ。
他にも色々とネタがあるが、書くのが面倒になってきたのでおわり。