Ana Popovic - Can You Stand the Heat
アナポポかあちゃんの新作です。
発売直後に発注したのに届くまで3週間かかった。最近はCDの生産量が少ないのかね。
個人的意見としては、今年最高です。
黒人色に彩られたブルースロックとでもいいましょうか。バックバンドがほとんど全部黒人。
ファンクだったり、フュージョンだったり、色々。
ブルースも黒人音楽がルーツなので元々相性がよいといえばそれまでですが、アナポポビッチの音は白人ブルースロックであり黒人色は薄い筈です。
それでも見事に噛み合っているのがすばらしいです。
JB的なFunkを考えた場合、それなりにメロディがあるのはボーカルぐらいで、楽器は全部リズム刻んでるだけですよね。ギターも単なるリズムギターでしょう。
このアルバムの場合ですが、ちゃんとリズムギターがいます。
それとは別に主役としてAna Popovicのギターがあるわけですが、このギターが一種のボーカルとして機能してるんですね。
ジェームスブラウンとかアレサフランクリンの歌をブルースギターに差し替えた感じとでもいいましょうか。
Ana Popovic - Can't You See What You're Doing To Me
Ana Popovic - Mo' Better Love
Ana Popovic - Can You Stand the Heat
よく考えたらキザイアジョーンズもブルースとFunkを融合してBluefunkなんて造語を作ってましたが、アレとは方向性が全く逆だねえ。